5.5インチと4.7インチの大画面!
大迫力を体感せよ!
今回のiPhone6、iPhone6Plus、なんといってもひとめで違いの分かるのがディスプレイの大きさ!ひとつ前のモデル、iPhone5sの4インチと比べると、6は4.7インチ、6Plusは5.5インチと、一回りも二回りも大きくなっていることがわかる。特に5.5インチの画面ではゲームも映画もより迫力のある画面で楽しめる様になった。
しかしその大きさゆえに、片手持ちが難しくなったのも事実。特に女性の手には収まるのが大変かもしれない。一方で6は大きい上に片手で持つのにちょうどいいサイズということでバランスが取れているとも言えよう。
iPhone6 Plusのみ、本体を横に倒すと画面も横向きに補正される機能がある。大きいだけに、横向きでの操作がiPhoneユーザーの中で好まれているようだ!
更に高機能になったiPhone。Web、ゲーム、音楽、映画、マップを見ながらの目的地探しと、iPhoneなしでは生活できない人が多いのも事実。そんな人にとってバッテリーの減りは深刻な問題。外出中に電源が切れてしまったら大変だ。でもiPhone 6ならご安心を。新しいiPhoneに採用された高速・高性能の『A8』チップなるものは、電力消費の効率化が計られており、いままで以上に節電モードでiPhoneが楽しめる様になった。
例えば連続通話時間でみてみると、iPhone 5sが3Gで最大10時間だったところが、iPhone 6では3Gで最大14時間、iPhone 6Plusにいたっては最大24時間もバッテリーが持つ。
動画再生にはかなりのバッテリーを消費するが、こちらもiPhone 5sでは最大10時間であるところが、iPhone 6Plusでは最大14時間と4時間も長くムービーを再生することが出来るのだ。
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連続 再生 時間 |
連続 待受 時間 |
インター ネット 使用 |
ビデオ 再生 |
オーディオ 再生 |
iPhone 5s |
3Gで 最大 10時間 |
最大 10日間 (250時間) |
3Gで 最大 8時間 |
最大 10時間 |
最大 40時間 |
iPhone 6 |
3Gで 最大 14時間 |
最大 10日間 (250時間) |
3Gで 最大 10時間 |
最大 11時間 |
最大 50時間 |
iPhone 6 Plus |
3Gで 最大 24時間 |
最大 16日間 (384時間) |
3Gで 最大 12時間 |
最大 14時間 |
最大 80時間 |
写真を撮った先からすぐに編集が可能!編集機能には傾きの調節機能が追加。さらにTouch IDかパスワードを入力さえすればロック画面からでも簡単に写真を共有できるようになった。
写真を撮る際、プレビュー画面で手動で露出を調節できるようになった。室内や日陰の暗い場所での撮影にも、明るさを変えて思い通りの仕上がりにすることが可能になった!
最大で43メガピクセルという、一眼レフの画素数にも負けない高解像度でパノラマ撮影が出来る様になった。自動露出の精度も上がり、より美しい写真が撮れるようになった!
iPhone 6では「自動手振れ補正」、iPhone 6 Plusでは「光学式手振れ補正」が搭載。1回の撮影で複数枚の写真を撮り、ブレている部分を自動で合成してくっきりとした写真に仕上げてくれる。
光をより多く取り込めるように、より高性能になったFace Timeカメラ。顔認識も露出調節も可能で、リアルに近い色味や明るさの写真が撮れるようになった。さらにバーストモードでの撮影もできるので、最適な瞬間を逃さずに撮影可能。
iPhone 6/6Plusカメラで撮影すると素早く被写体にピントを合わせてくれるので写真がぼやけたりする心配はない。子供や動物など動きの速いものの撮影も楽ちんだ!
遠くにいる人や複数人を撮影する際、その人の顔をより速く、より正確に認識するようになった。大勢の人を撮る時に、1人だけ顔認識されない・・・・なんていう悲しいこともなくなりそう!
加速度センサーを使って、歩いた距離や走った距離を測定可能。写真はポケットにiPhoneを入れて動くだけで、その距離を察知し記録してくれる。ヘルスケア―アプリも注目されている機能だ!
動く・止まるなど、より正確に動きを検知してくれるようになった。パノラマ撮影の時や、動きに反応するゲームをする時に自分の動きを素早く認識してくれる。
気圧を検知して高度を測定してくれる機能が追加!ポケットにiPhoneを入れて階段や山登りをすると、その高さを測定してくれる。ヘルスケアアプリでは記録をすることもできるのだ。
これまでiPhoneでは純正のキーボードしか使用することが出来なかったが、iOS 8からは他社製のキーボードが選べるようになった。好きなキーボードアプリをダウンロードしたら、「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加」で設定しよう!人気のキーボードアプリはこの2つ!
iPhone 6/6 Plusからは、16GB・64GB・128GBの3つの容量から選べるようになった。iPhoneで撮影した写真3MB/1枚・音楽5MB/1曲・映像4GB/1本だと仮定し、それぞれのデータがどれくらい入るのか単純計算をすると以下の表の通り。しかしiOSをインストールするための容量や、電話帳、メールボックスの容量などを考慮に入れると、実際に使用できる容量は少なくなるので注意が必要だ。
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16GB | 64GB | 128GB |
写真 (1枚/約3MB) |
約5,333枚 |
約21,333枚 |
約42,666枚 |
音楽 (1曲/約5MB) |
約4,000曲 |
約12,800曲 |
約25,600曲 |
映画 (1本/約4MB) |
約4本 |
約16本 |
約32本 |
iPhoneを電源につないでいる際、iPhoneに向かって“Hey Siri”と声をかけるだけでSiriが立ち上がるようになった!画面が暗くなっている状態で、ホームボタンに触れずに起動可能。料理中や運転中など手が離せない時に便利。
「設定」→「一般」→「Siri」→「“Hey Siri”を許可」で設定しよう。
お祭りやパーティー、白熱した試合に関してのメッセージや、遠方の大切な人へのメッセージで、やり取りをしている際、どうしても文字だけでは味気ないと感じる人も多いだろう。新しいiPhoneではiOS
8がインストールされた端末同士で、音声のメッセージを送りあうことが出来るようになった。声が届くから、よりぬくもりや興奮が伝えられるはず。また文字を打っている暇がない時の、急ぎの連絡の際にもボイスメッセージは重宝するはずだ。
コメント欄右のマイクボタンを長押しすると録音がスタートする。その後矢印ボタンが現れ、押すと録音した音声を相手に送ることができる。
メッセージが来た時に画面上部でお知らせしてくれる「通知バナー」がパワーアップ。出てきた通知バナーを下に引っ張ると、コメント入力欄があらわれ、そのままメッセージを入力して相手にすぐさま返信することが出来る。メッセージだけでなく、メールやリマインダー、カレンダーの出席依頼などにも素早く反応することができきるので、通知バナーの使い勝手が良くなることは間違いなしだ。忙しいビジネスマンには嬉しい改善とも言えよう。
Appleのクラウドサービス「iCloud」が保存容量が大きいプランを設定、さらに全体的に値段も安くなった。iPhone6/6 Plusに掲載されているiOS 8では、「iCloud Drive」という新機能があり、これまでは限定的だった保存可能なデータの種類が増える。これまで以上にiCloudを活用する機会が多くなると、その分、保存するデータ量も増えるはずなので、保存容量の拡張+割安化はユーザーにはありがたい。
▶5GBまでは無料。最大の容量は1TBで、月額2,400円とかなり割安。容量を気にせず、どんどん保存できる。
新しいiPhoneは家族に優しいスマホに大変身した。iCloudを通じて、家族間のiPhone同士で購入した音楽、映画、アプリなどを共有することが可能になる。購入情報だけでなく、写真やビデオ、カレンダーの予定なども共有できる。相手の位置情報も分かるので、子供の安全管理にも大活躍すること間違いなしだ。もちろん未成年の子供が勝手にアプリを購入できないようにすることも可能。家族でiPhoneをもっと楽しもう!
▶「iPhoneを探す」の機能で、家族が失くしたiPhoneを他の家族のiPhoneから探すこともできる!
新しく登場した「Metal」という技術に最適化して作られたゲームアプリは、これまで以上に3Dのグラフィックが美しく、大迫力のゲームを楽しむことが出来る。「Metal」はiPhoneのためだけの技術で、かつ最新のiPhoneでしか使えないため、まさに新型iPhoneならではの魅力と言えるだろう。既にMetal対応のゲームはいくつかリリースされている。さっそく遊んでその美しさに触れてみてはいかがだろうか!?
iPhone 6/6 Plusには待望のオサイフケータイ機能が搭載された。アップルの決済サービスである「Apple Pay」は2014年10月より米国限定でスタート。残念ながら米国外での展開についてはまだ決まっていないようだ。イメージとしてはiPhoneの背面を端末にかざして、ホームボタンを押すとセンサーが反応して決済が完了すると言う仕組みだ。まだ使用できないとはいえ、そのための機能は備えているので、日本対応の日も近いかも!