機種変更・MNPの注意点とポイント

購入するなら週末・連休・月末が狙い目


定価では7万円、8万円するスマートフォンやiPhone。

 

他社へ乗り換え(MNP)で実質0円で購入できることもあるが、もっと安く購入する方法がある。「実質」ではなく、「一括0円」「一括1万円」といった特売スマホやiPhoneを狙うのだ。

 

こうしたスマホやiPhoneの特価品は、平日より週末、月初めより月末に店頭に並ぶことが多く、大手量販店でも見かけることがあるので、こまめにチェックしよう。


スマホやiPhoneの販売価格は頻繁に変わる。特に、割引額やキャッシュバック額を増やした特売のスマホやiPhoneは、変動が顕著になる。いったい、どのタイミングで購入すればいいのか?


過去の傾向から推測すると、平日より週末、特に3連休などの週末は割引額が大きくなる傾向がある。また月初めよりも月末の週末の方が、安売りされることが多い。



□ 実質0円とは?

実質0円は「端末代金」と「毎月の携帯電話料金からの割引」が相殺されることで実質0円となっている。


つまり「端末代金7万円」-「(毎月の割引額)×24ヶ月」= 0円となり、2年間かけて、実質的に0円になったということです。


上記の毎月の割引額とは、こちらでもお話ししましたが、各キャリアで名称が異なります。ソフトバンクなら「月月割」、ドコモでは「月々サポート」、auなら「毎月割」と呼んでいます。


そこで、コチラから分かるように現在ソフトバンクはiPhone6(16GB)の端末価格は70,080円です。

 

ソフトバンクに新規契約/MNPで契約した場合、端末代金は70,080円で、月々に支払う分割支払金は2,920円/月(=70,080円÷24ヶ月)です。しかし、「月月割」が-2,920円/月で、これが24ヶ月間続くので、実質負担額は0円となります。


その結果、毎月支払う携帯料金は、「通話し放題の基本料」+「通信2GB」で6,500円です。(端末代が含まれない場合の各キャリアの携帯料金はコチラが参考になります)


確かに携帯の端末は実質0円になりますが、2年間で156,000円(6,500円×24ヶ月)の携帯料金を支払うことになります

 

 

□ 一括0円とは?

一括0円は端末代金がその場で0円になります。ここで注目に値するのが「毎月の割引額」(月月割など)もさらに適用されるのです。

 

仮にiPhone6が一括0円になると、ソフトバンクのiPhone6(16GB)に新規契約/MNPの場合、端末代金はその場で0円で、月月割の-2,920円/月も適用されるのです。


つまり毎月の料金は6,500円ですが、そこから-2,920円/月の「月月割り」が適用され、毎月の携帯料金は3,580円となるのです。


そうなると一括0円の場合、2年間に支払う携帯料金の合計は85,920円(3,580円×24ヶ月)となり、なんと実質0円との差額は70,080円も「一括0円が得をする」のです


ただし一括0円となると、月々のサポート(月月割など)が減額されることがあるので、よく確かめてから契約に至りましょう。



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