3大キャリアの新プランは家族間のデータシェアがウリであるが、格安SIMでもデータシェアは利用できる。
データシェアの観点からソフトバンクよりも一歩リードしているドコモでさえ、DMM mobileの10GBシェアプランを家族3人の場合で比較すると、ドコモの学割や長期契約者割引をフルで駆使しても、格安SIMの方が1万3650円も安くなり、格安SIMの方がお得になる。
もちろん、格安SIMでも家族3人で月に5.7時間通話してしまうと3大キャリアの方がお得になるので注意が必要だ。
ただこれら通話料はLINEや格安電話アプリなどを利用すれば抑えられるのでよく考えて計算して3大キャリアのデータシェアプランを利用するか、格安SIMのデータシェアを利用するのか考えよう。
|
3大キャリア |
格安SIM | |
キャリア |
ドコモ[家族3人 (子供1人)] |
ソフト バンク [家族3人 (子供1人)] |
DMM mobile [家族3人] |
プラン |
10GB (シェアパック10) |
10GB (大容量10) |
10GB (通話SIM3枚プラン) |
月額料金 | 1万8000円 | 1万9000円 | 4350円 |
通話料 | 定額無制限 | 定額制限 | 20円/30秒 |
格安SIMの場合、通話料は無視して計算した。その場合、格安SIMは月額料金は4350円である。
つまり格安SIMの方が、ドコモより1万3650円(=1万8000円-4350円)、ソフトバンクより1万4650円(=1万9000円-4350円)もお得になるのである。
ただし格安SIMが損になる場合がある。
それは格安SIMで家族で合計ひと月に5.7時間~6.1時間以上通話した場合である。もし5.7時間(342分)~6.2時間(372分)通話すると通話料金は1万3680円(342分×40円/分)~1万4880円(372分×40円/分)となり、ドコモやソフトバンクの月額料金を超えてしまう。
よって格安SIMでデータシェアをする場合は、まず家族のひと月の通話時間の合計を出してみよう。通話時間が少ないなら断然格安SIMでデータを家族でシェアし他方がおトクなのがお分かりいただけると思う。
※上記表のドコモシェアパック10/家族3人構成の価格1万8000円はコチラを参考にした。
※上記表のソフトバンク大容量10/家族3人構成の価格1万9000円はコチラを参考にした。
※DMM mobileのデータシェア10GBの価格4350円はコチラを参考にした。
上記では格安SIMのDMM mobileを比較対象した。これら家族間でのデータシェアのプランはDMM mobileの他にもOCNやIIJなどでもSIM3枚プランが利用できるので参考にして欲しい。
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