新たにスマホやiPhoneを購入する場合、3大キャリアではMNP(乗り換え)を利用すれば、最新のスマホやiPhoneが「一括」0円で購入できるうえに、機種やショップによってはキャッシュバック(CB)がもらえることがある。
しかし格安SIMの場合、別途スマホやiPhoneを数万円程度で購入する必要がり、高額な通信料もかかるため、もし月に格安SIMで1時間程度通話すると通話料が込みの3大キャリアの方がお得になる。
ただ、もし既にSIMフリーのiPhoneを持っていたり、SIMロックを解除したiPhoneを持っていて、それで格安SIMを利用する場合は、状況が変わってくるので、ここでは自分の条件を当てはめて金額を計算できるように説明していくぞ。
※今回は格安SIMは業界最安値のDMM mobileでキャリアとの価格を比較した。
<実際にあったauでの特売iPhone6>
▼機種:iPhone 6 16GB
▼価格:72,360円(MNPを利用で一括0円で販売)
▼キャッシュバック:2万円
▼最低利用期間:2年間
機種価格 | iPhone 6(16GB):0円 一括0円/CB2万円 |
プラン | データ定額2GB 6500円/月 |
月額支払料 | 3485円(=6500円-毎月割) |
2年間総支払額 | 6万3640円(=3485円×24ヶ月-CB2万円) |
キャリアで「一括」0円のiPhoneがある場合、かなりお得になるのがわかるだろう。特にMNP(乗り換え)の場合はCBが5000円~2万円程度もらえる可能性もあるため、CBの額は自分の状況に合わせて計算してもらいたい。また毎月割は一括0円の場合減額される場合もあるので、ここもまた自分の状況で計算してみよう。また上記は通話し放題で3485円なのがポイントだ。
<SIMフリーiPhone6をApple Storeで購入>
▼機種:SIMフリーiPhone 6 16GB
▼価格:9万3744円(Apple Storeで購入)
▼分割:3906円×24回(=9万3744円)
※6~60回の分割払が選択可能
機種価格 | iPhone 6(16GB):9万3744円 3906円×24回 |
プラン |
DMM mobile 音声SIMプラン 2GB 1470円/月 |
月額支払料 |
7776円 (=3906円+1470円+月1時間通話料2400円) |
2年間総支払額 |
18万6624円(=7776円×24回) |
上記の例は、『iPhone 6を自分で購入して、ひと月の通話時間が1時間(20円/30秒)』のiPhoneユーザーの場合だ。
もしiPhoneを既に持っている場合は機種価格はかからない。また分割回数も多くすれば月額の端末代は低く抑えられるだろう。それに加え通話時間も短ければ2年間の総額支払いは変わってくる。そのため一概には限定できないので、自分の状況を上記の計算式に当てはめて欲しい。
またiPhoneの端末をオークションなどで購入して安く抑えようと考えている人も多いはず。特にauとソフトバンクのiPhoneはSIMロックがかかっていて、ネットでは安く販売されているが、これら安いiPhoneのSIMロックを解除(2万円前後)して格安SIMを利用することだってできる。
どの場合でも、やはり自分の状況を計算式に当てはめてキャリアと格安SIMどちらが自分にとって安いのか計算する必要がある。
ただ、「一括」0円のキャリアのiPhoneやスマホは、格安SIMよりも安くなる可能性は大なのでお忘れなく。「一括0円」と「実質0円」の違いは以下の関連記事で確認して欲しい。
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