旧機種のiPhoneからiPhone 6/6 Plusへのデータ移行は、比較的簡単だ。ここではクラウドサービスの「iCloud」を使った方法と、パソコンの「iTunes」を使った方法を紹介しよう。
【注①】iCloudを用いて旧iPhoneのデータをバックアップする詳しい方法はコチラを参考にして下さい。 【注②】iCloudを用いてiCloudにある旧iPhoneのデータを新iPhone6/6Plusに移行するための詳しい手順や注意点はコチラを参考にして下さい 。 |
iPhoneのみで完結する手軽な移行方法
iCloudとは、アップルが提供するクラウドサービス。iCloudを使った移行であれば、パソコンなどを使用する必要がなく、とてもお手軽だ。まず、旧機種のiPhoneの「設定」にある「iCloud」の「ストレージとバックアップ」で、「iCloudバックアップ」をオンにする。Wi-Fiに接続されている、という条件時に自動的にバックアップされる。
あとは、新しいiPhoneを起動したときの初期設定で、「iCloudバックアップから復元」を選択すれば移行は完了だ。
旧機種のiPhoneのデータをiCloudにバックアップしたあと、新機種のiPhoneでiCloudから復元すればOK
【注③】iTunesを用いて、旧iPhoneのデータをバックアップする詳しい方法はコチラを参考にしてください。 【注④】iTunesを用いて、iTunesにある旧iPhoneのデータを新iPhone6/6Plusにで移行する詳しい方法はコチラを参考にして下さい。 |
データ容量が多い人におすすめの方法
手軽なiCloudによる移行方法だが、容量が5GB(初期状態、有料で増すことも可能)と限られているのが難点である。音楽や動画などデーター容量の多い人はパソコンのiTunesにいったんデーターのバックアップをとる移行の仕方が確実だ。
まず旧機種のiPhoneをケーブルまたはWi-Fiでパソコンと接続し、iTunesの「概要」を開く。ここの「バックアップ」で「このコンピュータ」を選択し、「今すぐバックアップ」をクリックしよう。あとは新機種のiPhoneを接続して、「バックアップを復元」を選べばいい。
とりあえず写真データだけでも手軽に移行したいと考えているなら、クラウドストレージサービスを使うのがオススメ(ただし携帯電話は非対応)。例えば、「Dropbox」にデータを保存しておけば、新しいiPhoneでもDropboxをインストールし、同じアカウントでログインすればOKだ。ケーブルもパソコンも必要ないので簡単なのである。
▶Dropboxの初期状態での容量は2GB。iPhone同士だけでなく、パソコンとのデータのやり取りにも便利である。