iPhoneの容量不足解消術

写真をクラウドに保存して容量を節約する


不要な写真を削除してもまだ空き容量が不足しているようなら、写真をクラウドに保存して容量を節約しよう。Apple純正のクラウドサービス「iCloud」では、新たに写真をバックアップする「iCloudフォトライブラリ」という機能を追加している。これを利用して、フル解像度の写真や動画はクラウドに保存して、iPhone内には閲覧用に解像度を落とした写真だけ保存できる。


ただし、iCloudに無料で保存できる容量は5GBまでなので要注意。必要なら追加購入しておこう。

□ iCloudフォトライブラリを有効にする

┗ ①iCloudフォトライブラリを有効にするには、はじめに「設定」画面で「iCloud」をタップする。


┗ ②「iCloud」の設定画面か表示されたら「写真」をタップ



┗ ③「写真」画面を開いたら「iCloudフォトライブラリ」を「オン」に切り替える。


┗ ④iPhoneの容量を節約する場合は「iPhoneフォトストレージを最適化」を選択。


 これで、フル解像度の写真がクラウドにアップロードされて、iPhoneには閲覧用のファイルサイズが小さい写真で残されて、空き容量が増える。


□ iCloud上の容量を増やすには?

iCloudフォトライブラリで写真をクラウド上にバックアップするときは、iCloudの空容量にも注意する必要がある。無料で利用できるのは一つのApple IDにつき5GBまでである。


もしiCloudの容量の不足を解消したいなら以下の方法でiCloudの容量を確保することができる。

 

※以下の説明はiCloud上の容量の節約であって、iPhone端末の容量のことではないので注意

┗ ①上記でオンにした「iCloudフォトライブラリ」を「オフ」に切り替える。

 

※「オフ」に切り替えることで、今後写真などがiCloudにアップロードされなくなるというだけで、すでにこれまでアップロードされている写真など削除されていない。そのため、これだけではiCloudの容量は増えていないので注意。


以下の手順を続けてiCloudの容量を確保しよう。

 

 


設定アプリから、[iCloud]→[容量]→[ストレージを管理]をタップします。

┗ ②この「容量」画面では全ストレージ容量や使用可能な容量確認することが可能。ここでは「ストレージを管理」をタップしよう。

 

┗ ③これでiCluodに保存されているデータが種類ごとに一覧表示される。一番上の「iCloudフォトライブラリ」をタップする。


※ちなみにここの画面で、端末のデーターのバックアップを削除することでもiCloudの容量を確保することもできる。必要のないバックアップなら削除してもいいだろうし、もし後でバックアップするなら一時的にiCloudの容量を確保するためにバックアップを削除してもいいだろう。

 

┗ ④「無効にして削除」をタップ。これでこれまでiColudのフォトライブラリにアップされた写真などを削除でき、iCloudの容量を確保することができる。

 


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