MNPとは今持っている電話番号を変えずに他のキャリア(ドコモ、au、Soft Bankなど)へ乗り換えることができるシステムのこと。
乗り換えの手順は、
【STEP①】予約番号の発行
【STEP②】保有ポイントの消費
【STEP③】有料コンテンツの解約
スリーステップである。以下に乗換の注意点と手順をまとめたので参考にして欲しい。
※格安SIMへの乗り換えの場合にもSTEP①②は共通なので参考にして欲しい。
予約番号の発行方法は3つある。
①ショップで発行してもらう
端末代金の支払いの残額など、費用面を細かく質問しながら検討したい場合はショップに行くのがいい。
ちなみに、2年契約の更新月でない限り、MNPにかかる費用は税抜1万4500円である。これを材料に足止めをされることもある。
②Webで発行する
乗り換え(MNP)の予約番号をWebで発行する場合 | |
ドコモ |
公式HPのMy docomoから 「ログイン」→「ドコモオンライン手続き」へ。 |
au |
EZwebTOP→「auお客さまサポート」→「申し込む/変更する」→「au携帯電話番号ポータビリティー」へ。 |
ソフトバンク |
予約番号の発行は電話かショップでの申込のみ受付。 「My SoftBank」での申込は出来ないので注意 |
③電話で発行する
乗り換え(MNP)の予約番号を電話で発行する場合 | |
ドコモ |
151 |
au |
0077-75470 |
ソフトバンク |
*5533 |
※いずれも契約中の端末から発信して申込を行う。手続きは5分ほどで、電話終了後にショートメッセージなどで予約番号が通知される。
※最も楽なのは電話での申込み!!
MNP手続きはまず予約番号を取得することから。現在契約中のキャリアに発行してもらい、それを移動先のキャリアに持ち込む必要がある。発行は電話、ウェブ、ショップいずれでも可能だが、手っ取り早い電話がおすすめ。
貯まっているポイントを消化しておく!
ソフトバンク |
au | ドコモ | |
方法 |
■電話の場合
契約の端末から*5555に発信するだけ。 |
■PCの場合 「auお客様サポート」にアクセス後、au IDでログインする。 |
■電話の場合 契約中の端末から151へ発信。ネットワーク暗証番号が必要。 |
■スマホ(web)の場合 「My Soft Bank」にログインをした後、「現在のポイント」欄で確認が可能。 |
■スマホ(web)の場合 auスマーチパス→auお客さまサポート→au IDでログイン→auポイントを確認する。 |
■スマホ(web)の場合 My docomo「ポイント・優待サービス」で確認可。利用に必要なdocomo IDが必要。 |
|
有効期限 |
3年(※) |
4年 | 50ヶ月 |
※ソフトバンクポイントの場合。Tポイントは利用および付与から1年
▼知らぬ間に貯まっていたポイントを消化してから乗り換えよう!!
忘れがちだが、毎月の利用料金に応じて0.5%~1%の還元率でキャリアポイントが付与されている。
還元率は時期や加入条件で異なるが、貯まったポイントは電話やウェブで確認できる。移転前に忘れずに消化しておこう。
▼ポイントを消化した後に、移転先(乗り換え先)のショップへ!!
MNP予約番号の有効期限は15日以内。早めにショップに足を運ぼう!
【手続きに必要なもの】
①印鑑
②MNP番号
③通帳・キャッシュカードなど
④本人確認書類
1か月経ったら確認を!
MNPの特典条件にある有料コンテンツなどは、不要ならば忘れずに解約しよう。キャリアを乗り換えた際(例えばドコモからau)に、強制的に音楽や映画などを見るコンテンツの加入が課せられているため解約を忘れていると不要なものに月額料金を払い続けることになる。
期間は1~3ヶ月がほとんど。1ヶ月経ったタイミングで、解約し忘れがないか、定期的に以下の手順でチェックしておこう。
有料コンテンツの解約方法 | |
ドコモ |
dメニューの「オンライン手続き」→「ご契約内容確認・変更」か「マイメニュー」で各種解約手続きが行える |
au |
有料コンテンツも通話オプションも「お客様サポート」で変更可能。事前にau IDに登録しておく必要があるので注意 |
ソフトバンク |
有料コンテンツは「料金確認」→「ソフトバンクまとえて支払い利用履歴」から登録中サービスの解約手続きが行える |
※注意!!! ソフトバンクのキャリア特典は自分で申込する必要がある!!
ソフトバンクのMNPを対象としたキャンペーン「のりかえ割り」は、後日送られてくるメールから申し込み手続きを行わないと適用されないので、注意が必要!