転送の設定やクラウドサービスの利用で容量が小さいモデルを賢く使う!

16GBモデルでも大丈夫!

容量不足解消術


□ 「動画・音楽」は圧縮して、「写真」はクラウドに保存しよう!

 128GBモデルまで存在するiPhoneだが、当然容量が大きいモデルは値段も高価になる。出来るだけ端末代を抑えて、様々なコンテンツを楽しみたいのは皆一緒。

 

 そこでここでは「iTunes」の設定やクラウドサービスを利用して、16GBのモデルを賢く使う容量節約テクニックを紹介したいと思う。

 

 大容量の動画は「iTunes」から転送する際にSD画質を優先したり、クラウド上に置いてストリーム再生するのが最適。音楽も転送時に圧縮したり、「プレイリスト」を活用して好きな曲だけを持ち歩けば容量の節約になる。写真は各種クラウドサービスが自動アップロード機能に力をいれているので、これを利用しない手はない。

 

 写真の自動アップロード機能を利用するだけでも15GBもの容量を無料で追加できるサービスもあるので、積極的に活用したい。


このページでは簡単にできるiPhoneの容量不足解消術を【容量不足解消術1】から【容量不足解消術4】まで紹介した。


実はこれ以外にもiPhoneの容量不足を解消する方法があり、それらはこのページの最後に記載されている「関連記事」から参照して欲しい。


これだけの解消術を使えばiPhoneの容量不足に悩む必要はなくなるだろう。


【容量不足解消術1】

□ 音楽や動画は「iTunes」の設定を変える

なんと「iTunes」の設定を見直すだけ容量を節約を解消することができる。簡単にできる方法なのでまずは以下の設定を確認してみよう。


iPhoneをiTunesに接続して「概要」画面を表示。オプション項目の「チェックマークのある曲とビデオだけを同期」、「SDビデオを優先」、「ビットレートの高い曲を次の形式に変換」をチェックし、「128kbps」を選択する。

 

iTunes同期オプションの各チェック項目の機能説明はコチラ




【容量不足解消術2】

□ 音楽や動画は「プレイリスト」を作成する

iPhoneユーザーの中には音楽を同期する際、iTunesの中にある曲を全て同期して、結局は聞いてない曲も多くiPhoneの中にあるのではないだろうか?。特にアルバム曲はそのまま全曲を同期している人も多い。


聞かない曲まで同期するのは容量を圧迫するだけなので、そんなユーザーにおすすめするのは、音楽は「プレイリスト」を使って曲単位で同期することである。


以下にその方法を示した。

┗① 音楽はアルバム単位で同期している人が多いだろうが、「プレイリスト」を活用して曲単位に絞るのが最適。

 

左上のアイコンからミュージックライブラリを開き、「プレイリスト」画面で「新規プレイリスト」を作成する。



┗② 作成したプレイリストに曲を追加していく。

 プレイリストに名前を付けて、右の「追加」ボタンをクリックする。左にライブラリ、右にプレイリストが表示されるので、好きな曲だけをプレイリストにドラッグ&ドロップしていく。


これでiTunesの「プレイリスト」にiPhoneに同期させたい曲が入れられた。



 

 

 

 

┗③ 作成したプレイリストだけをiPhoneに同期する

 

上記の①②の作業でプレイリストにiPhoneに同期させたい曲をプレイリストに追加したので、今度はプレイリストの曲をiPhoneに入れる


iPhoneの管理画面に戻り、左のメニューから「ミュージック」を開く。




┗④ 同期項目を、「選択したプレイリスト、アーティスト~」にして、プレイリスト欄から先ほど作成したものだけを選択。この状態で「適用」ボタンから同期する。


これでプレイリストの曲だけがiPhoneの中に入れられ、容量が確保できた。



【容量不足解消術3】

□ 写真は「iCloudフォトライブラリ」を利用してクラウド上に保存

「iCloudフォトライブラリ」機能は、複数の端末間で写真データを自動同期できる。しかし、同期するデータは自動で容量サイズを小さくしておこう。そうすることで各端末に同期される写真のデータが軽くなるのだ!

┗① iCoudの設定から「写真」を開く

「iCloudフォトライブラリ」の利用は「設定」から行える。まずは設定から「iCloud」を開き、「写真」をタップする



┗② 「iCloudフォトライブラリ」をオンにする

「iCloudフォトライブラリ」をオンにする。すると、パソコンから同期した写真が消えるという確認が表示される。これは後ほどパソコンで「iCloud.com」にアップロードすればいいので、「写真とビデオを削除」をタップする。



┗③ iPhone内の表示を最適化する

アップロードが開始されたら、下にある「iPhoneストレージを最適化」を選択しておく。これでiPhone内の写真は容量に応じて自動圧縮される。なお、「カメラロール」は消えて「すべての写真」に変化する。

 

ちなみにiPhoneから写真を消すとiCloud上からも消えるので要注意が必要だ。



【容量不足解消術4】

□ iPhoneから写真を消すなら外部クラウド

OneDrive (価格■無料)
OneDrive (価格■無料)

 写真はクラウド上に保存して、iPhoneからは消したい場合は、「One Drive」の利用がオススメ。今なら設定で「カメラのバックアップ」をオンにするだけで容量が15GBから30GBとなるキャンペーン中である。

□ その他iPhone容量不足解消術

iPhoneの容量の使用状況を確認して不要アプリを削除する

iPhoneを長く使用すれば知らない間に内蔵のストレージが不足している。内蔵のストレージが不足するとiOSやアプリのアップデートがエラーになるなど、不具合が生じる。 ・・・続き

知らない間に溜まる不要ファイルを削除する

不要ファイルには「Safari」が作成した一時ファイルやリーディングリストのキャッシュなどの他にアプリが残す不要なファイルもある。これらを削除して容量の確保を行う方法を教えるぞ。 ・・・続き

 

写真をクラウドに保存して容量を節約する

不要な写真を削除してもまだ空き容量が不足しているようなら、写真をクラウドに保存して容量を節約しよう。Apple純正のクラウドサービス「iCloud」では、新たに写真をバックアップする「iCloudフォトライブラリ」 ・・・続き

音楽のファイルの容量を劇的削減する

音楽ファイルが容量を圧迫しているなら、ビートレートを下げて、iPhoneに転送してみよう。若干、音質は低下してしまうが、大きなスピーカーや、よほど高性能なヘッドフォンを使用していない限り、 ・・・続き

外部メディアにファイルを保存する

iPhoneはSDカードスロットもUSB端子も搭載していないため、SDカードやUSBメモリ、外付けのHDDなどは利用できない。iPhoneの内蔵ストレージ代わりに、こうした外部メディアを使ってファイルを ・・・続き