ここではちょっと気をつければ、大幅にバッテリーの持ちが良くなるテクニックを紹介する。
例えば、バックライトは使用に支障のない程度に明るさを絞ったり、Wi-Fiやブルートゥースは必要のないときは3G以外は通信機能をオフにすることでかなり変化する。またメールの受信間隔はできるだけ長くしたり手動にするだけでもバッテリーの節約になるぞ。
バックライトが明るいほどバッテリーの消耗は激しいのはもう常識だろう。使用に困らない程度に明るさを絞ろう。
┗① 「設定」をタップ
┗② 「壁紙/明るさ」をタップ
┗③ 「明るさ」を左にスライドして暗くする。また、「明るさの自動調整」をオフにするとバッテリーの節約にもなるぞ。
アプリが沢山起動している状態ではそれだけでもバッテリーの消耗につながる。こまめに使用したアプリは終了しよう。終了の仕方は以前にも紹介した以下のページを参考にして欲しい。
Wi-FiやBluetoothもまた電力消費の大きな原因となる。使用しない時はオフにするだけでかなりのバッテリー消耗を抑えられるぞ。
┗① 画面を下から上にフリックする。
┗② Wi-Fi、Bluetoothをそれぞれオフにしよう。オフの状態だとボタンの色は黒だが、オンにすると白くなる。
ちなみにAがWi-FiでBがBluetoothのボタンだ。
「プッシュ」通知をオンにすると電力を消耗しやすいのを覚えておこう。
┗① 「設定」をタップ
┗② 「メール/連絡先/カレンダー」をタップ
┗③ 「データの取得方法」をタップする
┗④ 「プッシュ」のスライドをオフにする
(写真の緑はオンの状態)
┗⑤ 手順④でオフにしたら下にスクロールして問い合わせの頻度を下げよう。「30分ごと」もしくは「1時間ごと」にチェックを入れる。
メールのアカウント別にプッシュ通知を利用するか、手動で受信するかを選択したいなら黄色の枠のアカウントをタップしてそれぞれ設定しよう。「手動」に設定すれば、受信ボタンを自分で押すまで「メール」アプリでメールは受信しないぞ。
▼プッシュとフェッチ |
iPhoneのメールの受信方法は2つある。メールがサーバーに届くとすぐにiPhoneにお知らせが届く「プッシュ」と、定期的にサーバーにメールが届いているか問い合わせる「フェッチ」の2つの方法である。 「プッシュ」は便利だが常に問い合わせるのでバッテリーの減りが早い。
iCloudメールやメッセージはプッシュだが、その他はすべてフェッチに分類されている。 |
GPSのオフは以下のページで、位置情報サービスをオフにする手順を参考にオフにして欲しい。
上記は完全にGPS機能をオフにする方法だが、特定のアプリのみGPS機能を利用したい場合は以下の設定でアプリ別にGPS機能のオンとオフが選択できる。
┗ アプリケーションやシステムごとに位置情報機能の設定ができる。
「位置情報サービス」はオンの状態で各アプリケーション、システムサービスを選択し、設定してください。
高速通信を可能にするLTEや4Gだが通信しなくてもオンにしているだけで電力の消費がアップしている。
┗① 最初に表示されるホーム画面で「設定」を選択
┗② 「モバイルデータ通信」を選択
┗③ 「4Gをオンにする」(キャリアによっては「LTE回線を使用」)をオフに選択。これで通信は3G回線のみになる。
※iPhone 6/iPhone 6 Plus より前の機種、あるいはiOS 8.3より前のバージョンの場合は操作が異なります。手順⑥を参考に。
┗④ 「オフ」を選択
┗⑤ 画面左上の「戻る」を選択
【iPhone 6/iPhone 6 Plus より前の機種、あるいはiOS 8.3より前のバージョンの場合】
┗⑥ 「4Gをオンにする」をオフに切替
※スライドキーを選択するたびにオン/オフが切り替わります。